九州格安ダイビングライセンス取得センター ダイブワン

大分県大分市田ノ浦ビーチまで車で30秒のダイブワン。 PADIダイビングライセンス取得コースと大分県内のファンダイビングを多数開催(^^)

テックダイビング・ケイブダイビング

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おは4ございます(^^)
隊長@おんせん県☆おおいた☆ダイブワン・朝ブロです(^O^)

先週は数日間、大分県豊後大野市三重町にある稲積水中鍾乳洞の水中洞窟調査でした。
今回は関東&福岡からトップ・ケイブ・ダイバーの方たちをお迎えしての調査。
そして日本一長い水中洞窟であることやまだ人類未踏のエアードーム&水中鍾乳洞発見!と偉業達成の連続でした(^O^)

現地からもその様子をSNSで発信したり、テレビのニュースや新聞でもたくさん報道していただけました。
でもその装備に関してあまり触れていなくていくつかのご質問をいただいたのでちょっと専門用語とその説明を・・・・・・

まず、通常のダイビングは頭上の閉ざされた空間では行いません。
また通常のレジャーダイビングで行ける範囲は特殊訓練を受けた人でも水深40mまで。

今回の水中洞窟は500m先までは一度調査されていました。
今回さらにその先300mと少し調査範囲が広がり、合計800mを超え日本一の長さの水中洞窟であることがわかりました。
でもその道は平たんではなく、深くなったり浅くなったり、広かったり狭くなったり、写真のように透明度がいいところもあればゼロビジュビリティー(何も見えない)ところもあるのです。
水深も-42mのところや-46mのところもあります。
言葉で書くと淡々とした表現になるのですがいかにその状況が人の侵入を拒んでいるかは体験しないと伝わりにくいかもしれません。

凄く深い海や浮上できない洞窟の中に入っていく特殊なダイビングをテックダイビングといいます。
酸素の分圧をコントロールした特殊ガスや酸素タンクなどを装備して狭いところでも通り抜けられるようにサイドマウントする。
さらに洞窟をダイビングすることをケイビングともいうのですが特殊な講習が必要です。

写真のケイブダイバーは11Lのアルミタンクを4本、さらに酸素タンク1本の合計5本を装備。
それぞれのタンクにレギュレーターがついています。

これだけの装備をして特殊な講習や訓練をしてまだ人類が立ち入ったことがないところに潜り、人類未踏の地を発見する!
男のロマンが溢れますねー!