大津波警報 津波警報 津波動画

2010年2月28日。昨日南米で起きたチリ地震の影響で日本沿岸に大津波警報が出るもようです。
これは北海道の奥尻の津波いらい17年ぶり。

予想は場所によってですが０．５ｍ〜３ｍくらいとの予想も出ていますが、地震が起きた直後の昨日の予想よりは大きな波動がくる可能性があるようです。

たった５０ｃｍといっても注意が必要です。

５０ｃｍの波をベニヤ板とするならば５０ｃｍの津波は厚さ５０ｃｍの長い鋼鉄の塊が何発かくる可能性があるということです。
第一波より第二波、第三波とだんだんパワーがます可能性もあります。
台風の波とは質が違います。
とても大きなエネルギーの塊でジェット飛行機並みの速度で近づいてきます。
波打ち際でも自動車並みの速度で追いかけてきます。
それが浅い所にくると水底との摩擦によりどんどん波の速度が遅くなり、後ろのエネルギーが追いついて波が高くなることもあります。

通常の波と津波の波の高さは測り方が違います。
台風の波なんかでも一番高いところと一番低いところの差を図ります。
つまりは10mの波であっても水面より高いのは５ｍかもしれません。
しかし津波は平均的な水面がいきなり盛り上がった高さです。
つまりは１０ｍの津波は台風の２０ｍの波の高さに相当する可能性があります。
しかも２０ｍの分厚く長い鋼鉄の塊がくるわけですから破壊力が違います。
土石流なんかのパワーと似ているかのしれません。

津波は予想時間より早まったり遅まる可能性もあります。
津波エネルギーにより複雑で強い流れが発生すろこともないとはいえません。

津波の動画を見ればそのパワーの強力さがわかります。
インドネシアの大地震の津波の映像をみた直後はその恐怖を覚えていてもいっとき立つと忘れてしまいがちです。

ただ今午前9時33分、津波警報が発令されたようです。

大分の瀬戸内海、豊後水道では１ｍの津波警報が発令されました。予想到達時間は15時ですが前後する可能性も考えられます。何事もないといいのですが警戒が必要です。

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