イカナゴ 夏眠 逆ダイバー

春の魚にイカナゴという魚がいる。
あまりダイバーにはなじみが少ないかもしれないが瀬戸内海近辺の人にはなじみ深い魚かもしれない。
このサカナはちょっと面白い。
何が面白いかというとなんと夏を砂の中で寝て過ごすのだ。
冬眠する生物や魚やダイバー（笑）はよく聞くと思うが夏に寝るとは？？？？
イカナゴは水温が１８℃以上になると砂に潜って夏眠する。
その期間は６月ごろから１１月ごろまで砂に潜って夏眠する。
しかも砂の中でもきちんと成長するから面白い。
ヨーロッパでは水温の高い夏にイカナゴが市場に並ぶ。
なぜ？？
砂に潜っていいないのでは？？？
実はその性質を利用して潮干狩りでサカナを掘る。
なんとも不思議な光景。
生息場所は主に砂泥域。
稚仔魚は、産卵場付近に12月下旬から２月中旬にかけて見られます。
夜は砂に潜り、ダイバーが近付くと驚いて砂に潜る潜り好きなサカナ。
イカナゴはよくシラスによく似た稚仔魚を探していて、イカナゴの稚仔魚を見つけた時に
「いかなる魚の子供か？」というところからイカナゴといわれるようになった。
なんともユニークなおはなしでしたー。

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